【Jプロツアー開幕戦 播磨中央公園クリテリウム】
今期から加入した藤岡選手。
見た目のあどけなさからは想像つきませんが、気さくで明るい性格で色々な選手から相談を受けるお兄さん的存在の藤岡。自分自身への課題だけではなく、チームとしての課題も冷静に分析してくれています。
レース中のメンバーの動きがリアルに伝わる内容です
次戦の地元広島でのレースに期待
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播磨中央公園クリテリウムround1
曇り 60km
レーススタート前の目標は
まずは生き残ること。
久々のレースなので、前々でしっかりと動いていくこと。
そしてレースがスタートして、1周目からほどほどに速いなと感じつつ走る。
すると1周目から落車があり、巻き込まれる形でニュートラル。
2周目で合流するものの、想定していない速度域で位置取りに苦労してしまいました。
そこから前に上がろうと意識するものの、下り区間で路面にタイヤが食い付いている感覚がなく、登りで抜き、下りで抜かされるを繰り返していました。
気がつくとゾロゾロと後退してしまい、集団から遅れてしまいました。
結果、DNFという形でシーズン初戦を終えました。
今回は久々のレースという事で想定以上の速度域で、自分自身対応しきれていない感じがありました。
下り区間でもタイヤが食いついていない感覚もあり、悪循環が続いてしまった感じです。
なにより脚がまだまだ仕上がっていないので、そこをしっかりと仕上げていかないといけないなと感じました。
round2
小雨 45km
今回は午前の失敗を踏まえ、しっかりと下りでタイヤが食いつくように空気圧、サドル高の調整をかけて臨みました。
レースがスタートして、午前のレースよりもスローだったために前々を意識して走る。
終始、嶋田、大町と固まって走る事を意識して固まるようにしていました。
しっかりと前々で走れて、登り終えた後の下り区間でも前に上がる、もしくは待機することができていたので、集団に残って勝負するところまではいけるかと考えながら走っていました。
途中から登り終える寸前で木原、糸川の2名が上がって来ていたので間に入れるようにしました。
ただここでチームで固まって走ることに対しての経験不足が少し出てしまい、Uターンの立ち上がりで二人が抜かされ位置を下げる→下り区間でも抜けない、悪循環が少し出てしまいました。
脚的に余裕があるわけではなかったので、消耗戦に耐えられないので最後尾で安全に走る事に切り替えました。
ですが何故かどんどん脚が重くなって来ているな、ゴムシートで滑るなと感じている状態で3,4周したところでパンク。
後輪の空気が完全に抜けてしまい、ニュートラルがないということでサグワゴンを待ってDNFとなりました。
今回は午前に比べてしっかりと対応できている感覚がありましたが、自身の走りに集中しきれなかった部分、また自分自身の脚がまだまだ足りないのをさらに実感しました。
また、チームメイトの経験値もそれぞれである事を今回知り、自分の経験で伝えれる部分はどんどん伝えて改善していかないといけないと感じました。
そうすることでより集団内での立ち位置、脚の消耗を軽減できたり、よりチームでの動きができるようになると感じました。
また逆にもっと個人としての走りを求めて、成績に繋げていきたいと思います。
沢山の応援、サポートありがとうございました!!
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以上、藤岡選手のReal voiceをお届けしました