【レースレポート】
Jプロツアー第2戦、3戦
西日本ロードクラシック
現在は大学生活を関東で送りながらの参戦となった広島出身の松原、幾度となく走り慣れたコース、地元開催と言う事で熱い思いで臨んだレースのレポートをご覧ください。
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DAY1 60km 34位
DAY2 147km 19位
DAY1は、前半マトリックスの後ろをマークして、開始から1時間ほど積極的に逃げを試みましたが、逃げはできず、かなりサバイバルな展開になりました。マトリックスのマンセボ選手が2周目に長い時間踏み続け自分はその番手で我慢していました。10名ほどが少し先行する形になり、そのメンバーが追いつかれたタイミングでマトリックスの小林海選手がカウンターでアタックし、eNShareからは大町健斗さんが反応しました。そのまま14名の逃げが形成され、ゴールまで逃げ切りました。自分は後ろの集団で20位以内の点数の高い順位を目指し、周回を重ねていきました。メイン集団は逃げに入っていないチームが少なかったことから、落ち着いた展開で進んでいきました。残り2周からシマノレーシングがペースを上げたりアタックを仕掛けたりして、人数を絞ろうとしていました。自分は前の方で走り、パワーの波を作らないように意識しました。残り1周のフェンストンネル地点で、自分からアタックを仕掛け、単独で抜け出すことに成功しました。そのまま独走でゴールを目指しましたが、三段坂の頂上で吸収されてしまい、最後はスプリントになってしまいました。スプリントは他のチームが枚数を残しており、隊列に入ることができず、前で踏まされてしまい、その結果、34位になりました。
DAY2は、前半に逃げが出来ると思い、自分はその逃げに乗るために、前でレースを進めていきました。しかし、逃げはなかなか出来ず、アタック合戦が続きました。自分は人に合わせてアタックに反応し、逃げを試みましたが。1時間ほどその展開が続いていたので、足もきつい状態になり、一回真ん中の方に下がりました。そのあと、弱虫ペダルの入部選手を含む、5名の逃げが形成されました。そのタイミングで集団は落ち着きました。終盤までは逃げのとの差が広がりすぎないように、シエルブルーや、シマノレーシングが集団をコントロールしていました。残り7周くらいからマトリックスが前に出て、ペースを上げていました。eNShareは集団の真ん中くらいにまとまって次の動きに備えていました。残り3周ぐらいのところで逃げ集団との差が30秒くらいになったところでマトリックスの外国人選手3名と小林海選手がアタックし、そのアタックについて行けず、取り残されてしまいました。アタックについて行けたのは13名でした。自分は20位以内を目指し、取り残されたメンバーでローテーションを回していきました。最後は14位~28位が決まる集団でスプリントになりました。スプリントは足が残っておらず、19位でゴールしました。
前半から足を使って前の位置をキープしていたので、休む時と足を使う時のメリハリをつけ、自分の脚が後半残るように展開していきたいと思いました。
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荒削りながらも実力はJプロツアーを闘うに相応しい脚を見せた松原
経験を積み、今後の成長に期待です
photo by Shizu.Furusaka & Yusuke.T