春先から体調を崩し万全のコンディションではない中、
チームのまとめ役として頼れる存在として無理を推して強行出場した茂越。
人一倍責任感も強く自信の走りに歯痒さも残る中、今できる最大限の走りを見せてくれました🏁
茂越龍哉 レースレポート
今回は栃木県にて行われた第3〜4戦。
初日にロードレース、2日はクリテリウム。
初日のコースは平坦基調だが、コーナーや道幅などテクニカルな要素も多く、インターバルの激しくなるレイアウト。
現地気温もかなり下がり、雪が降るほど。
路面はウェットな状態でスタートした。
正直心苦しいがレポートらしいレポートは無く、ローリング区間の時点で患ってる気管支が一層悪く、咳が止まらない状態。
序盤、大きな落車が起きたが自分はそこに巻き込まれる以前に、後方で走っていたため幸いにも怪我する事なく、遅れた数名と小さな集団を作ってレース距離の半分、50㎞程を消化してレースを終えた。
僅かな収穫として脚の感覚は悪くなく、もしかしたら2日目は何とか誤魔化せるかもしれない、と切り替える事に。
このレースでは犬伏選手が終盤、勝負できる集団に残ってくれたが、不運にも落車に巻き込まれ、その脚と車体でゴール。
坊選手もひとつ後ろの集団にて完走。
他のメンバーも結果こそ叶わなくも、各自コンディションをしっかり作って来てるのが見て取れる走りで、そのような中自分は…と申し訳ない気持ちに。
2日目のクリテリウム。
気温は打って変わって高く、10°以上暖かい。
コースは過去に5〜6回走った経験があり、その経験を今回の出走人数でどう対処出来るか。
何より気管支の状態次第という不安があり、アップも咳込まない程度に済ませた。
終始、逃げる動きがあるも吸収、またアタックと安定せず、最後は集団のままスプリントという展開。
自分は集団のほぼ最後方、人数にして100番手辺りでレースを終えたが、現在の体の状態ではギリギリの走りだった。
このコースは1周3㎞の中で7ヶ所のコーナー。1ヶ所は180°ターン、5ヶ所は90°コーナ、
もう1ヶ所は緩いコーナーだがその分コーナー中に踏み直す事もあり、返ってそれが少々面倒くさいポイント。
そんなコースを21周、計147回コーナーを曲がる事になるため、毎回モガいていては脚も持たないが、
何より自分にとっては息が上がって気管支が酷くならないように、なるべく立ちモガきをしなくて済むように気を払いながら完走をした。
近くには金田選手も居たためいつでもコミュニケーションを取れる安心感は、今の自分には非常に有り難かった。
ただ同時にこういう走りしか出来ない事に歯痒さを感じ、自分より前に居た坊、山﨑選手を眺めるのみという悔しく、申し訳ない時間を過ごしました。
今回も周りの方のサポート、ご声援があってスタートに並ぶ事が出来ました。
次戦は個の頑張りもですが、チームとして全員で闘ってまいります。
引き続きのご声援をよろしくお願いいたします。
photo by:@kensaku sakai