猛暑の中のツアー戦になった広島ラウンド、
事前に暑さ対策をするなど山﨑らしい準備をして挑んだ地元レース、多くの声援を受け奮闘した
山﨑のレースレポートをご覧下さい🤲
山﨑健 レースレポート
外で立っているだけでもキツい猛暑の中、チーム本拠地の広島県で開催されたJプロツアー第11戦・12戦。
レース当日までにいかに暑さ対策ができるかが生命線であった。
平日昼間はデスクワークなので、週末の練習で陽射しに慣れるのはもちろん、
平日の練習では積極的にローラー練を取り入れ、エアコンのない部屋で室温30℃超の中で練習したり、
サウナに通ったり等、出来る限りの対策を行い当日を迎えた。
昨季、アツい走りでチームを引っ張ってくださった永山選手が復帰したり、
今シーズン怪我や体調不良で不調であったメンバーも復調してきて、さらにチームの地元開催。
当然気合いはMAX。
Day1 山陽建設 佐木島ロードレース
eNShareとしては逃げにメンバーを乗せたいところだったが、誰も乗る事ができず後手を踏む展開。
チームで集団牽引や、追走のアタックを動きを起こしたが上手くいかず、結局は後方に残されてしまった。
ミスを繰り返して焦って不用意な動きを繰り返したツケと、暑さによるダメージは後半にどっとやってきた。
9/11周回目の登りで脚が攣り、そのまま遅れてDNFとなった。
Day2 広島トヨタヒロシマクリテリウム
前日の反省から、石原選手と協力して逃げに乗るようにオーダーをもらった。
先頭付近に位置を取りアタックに対応したり、自ら飛び出したり、積極的に動き回ったが、
序盤の速いペースから抜け出すことはできず。
肝心の決まりかけるタイミングでは消耗してポジションを下げており役割を果たせなかった。
給水や掛け水での身体の冷却をする余裕もなく、疲労と暑さでオーバーヒートして遅れてしまい、
序盤でレースを降りることとなり、チームに申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
集団には集団温存のオーダーのあった深澤選手と坊選手、
そして序盤動いた後も粘って集団に食らいついた石原選手の3名が残り、最後までチームの為に戦ってくれた。
必死にモガきながらゴールへ飛び込んでくる姿、フラフラになりながら帰ってくる姿を観て、胸が熱くなった。
2日間を通して、今まで以上に積極的に動いてみたが、
いずれもチームのリザルトに繋がらない無駄脚で、何もチームに貢献できず非常に悔しい思いで一杯で、
もしやり直せるなら佐木島のスタートからやり直したい。
それでも会場や中継でレースをご覧いただいた方からは、『eNShareジャージがしっかり見えた』とお言葉をいただき、
少しでもチームに注目していただけたことは嬉しかった。
ホストチームのヴィクトワール広島のオレンジ一色の会場からも、
私たちeNShareへの声援は耳に届いていて、いつも以上の力を発揮できた。
これまでの自分たちでは出来なかった動きがほんの少しでも出来たことは必ず今後に繋がると確信している。
チームとして成長出来た地元広島大会だった。
残りのレースも僅かだが、チーム一丸走り抜けたい。
私自身もこの2日間のいくつもの失敗を無駄な時間で終わらせないよう、
今シーズン残りのレースで少しでも上の順位へ繋げていく。
暑く過酷なレースでしたが、チームのサポートとスポンサー企業様からのサポート品で
なんとか熱中症で倒れることなく乗り切る事ができました。
いつもありがとうございます。
残りのシーズンもよろしくお願いいたします。
以上、山﨑からのレポートでした📝
Phote By Kensaku.Sakai