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『Real Voice 〜木原与志寛』@東日本ロードクラシック

まだ桜の残る群馬サイクルスポーツセンターで開催された歴史ある大会
『東日本ロードクラシック』

 

Jプロツアー参戦1年目にして熱い走りを見せている木原のレースレポートが届きました✍️

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・P1(6.0km×25周=150.0km)
Jプロツアー第5戦.

JPTになって初めての群馬であり,初めての弾丸遠征。
なれておらず、あまり車内で熟睡できた感じはなかった。
また、去年のインカレで低体温になってDNF以来の群馬なので自信はあまりなかった。
さらに、前日リアの決戦ホイールのベアリングがご臨終。
急遽次のクリテリウムから実践投入予定だった60mmのディープホイールを前倒しで急いでタイヤを張ってぶっつけ本番で使用するという状況で、かなりゴタゴタしていた。
ひとまず、できるだけ前々で展開し、怪我をせず完走を目指す。
スタート前に2周試走し、空気圧とホイールの感触を確かめる。
路面が汚いので低めの気圧で設定し、スタートへ。

序盤からアタック合戦になり、かなりペースが速いが、なるべく集団の真ん中以上で。
心臓破りの坂も位置を下げず、アウト側でクリアすることで集団についていくのは難しくなかった。
7周目で何人かの逃げができるとようやく集団も小休止。


だが、9周目後半くらいからペースが上がり14周目で逃げをキャッチした後アタックがかかりバラバラになる。
中切れされかけてかなり危なかったが何とかメインに追いつく。
しばらくするとBSの今村選手が単独逃げをかまし、集団前方に愛三がでてきてコントロール。
かなりペースが落ち着く。
徐々に疲労が出てきていたが、なるべく脚を残す。
踏まなくていいところを踏まないように努力し、体力を温存。
19周くらいから心臓破りの坂でのペースアップがきつくなってくる。


ここにいたらこの後ちぎれるラインはわかっていたのでそれより前で何とかやり過ごしていたが、21周回目の心臓破りで耐え切れずドロップ。一緒にちぎれた強化指定1人とイナーメ2人、シマノ1人でホームストレートまで追いかける。
補給所辺りでcomカーたちが並んでいるのが見え、シマノが1人で先に行くが、自分についていける脚はもうなかった。

しばらくするとグルペットから強化指定がドロップし、追いつかなった様子のシマノもそのまま下がっていった。
もうふらふらだった自分は、イナーメの選手2人にほぼ引いてもらって何とか完走。自分たちのグルペットが完走への最終便だった。


前半、前で走ることを意識していたおかげで、中切れや落車に巻き込まれることはなかった。
途中補給所で前の選手が路肩に落ちてストップすることがあったが、そこも冷静に前に追いつくことができた。
ただ、まだ踏まなくていいところで踏んでいる感じがあるのと、間に差し込まれたときにどんどん位置を下げてしまう傾向があるので、経験を積んで修正していかないといけない。
ホイールも不安だったが、高速な展開な群馬のコースだと60mmは案外ありだと感じた。
ひとまず、東日本クラシックというレーティングの高いレースで完走できたのはかなり自信がついた。
4月のベース走中心の練習が効いている感じがする。
これからは、ベース走に加えてVO2MAXの強化に本腰を入れていきたい。

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以上、木原選手のRealVoiceでした🎤

phote by Shizu Furusaka

 

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