まだ桜の残る群馬サイクルスポーツセンターで開催された歴史ある大会
『東日本ロードクラシック』
まだ本調子とは行かないものの自身と向き合いながらの参戦となった茂越選手のレポートをお届けします🎤
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先ずこの状況下でレースを行なって頂ける事に感謝申し上げます。
年初めに故障をしてしまい練習はおろか、私生活さえ怪しい中、自分なりに兆しを掴み、今回メンバーに入れて頂きました。
チームミーティングでは監督より、全員が少しでも前に位置をし続け、勝負に絡んでいく、展開に乗り遅れないようにという内容でしたが、自分の現状を思うと余裕は一切なくレースペースに振り回されるという見込みがあった事、故障箇所の悪化具合が不透明な事などから、少しでも感触を確かめれたらという情け無いながら、それが最大限に引き上げた目標、目的でした。
しかしレースは前半に起きた目の前のクラッシュに避ける間もなく、派手に吹っ飛ぶという目も当てられない結果。
回避は出来なかったものの、身を投げ出されるなりに受け身を試み、何故か頭部は全くの外傷無し(ヘルメットに傷すら付かず)。
自己判断にやや気が引けましたが、頭部打撃を受けていない事から再乗車し約20分〜30分程走り、復帰を目指すもタイムアウトに…。
このような結果ではありますが、得た収穫は自身のコンディションが予想していたより良かった事、身体のケアを含めたここ数ヶ月の準備方法が良かった可能性がある事です。
クラッシュに合うまで第一メイン集団に位置してましたが、体感的に若干余裕がありこれは自分でも驚いております。
しかし半信半疑、レース距離が長い理由などから登り区間など脚を使う所では位置をあえて下げ、コーナーや下り区間でまた位置を上げ戻すという、過去の経験から現時点で自分が出来る最も完走率の高くなる方法を選択しました。
こういった走りが今回の結果を招いたとも言え、脚が足らなくても前に位置する、展開に乗る走りを実現させる事に課題を大きく痛感するレースになりました。
現状を思えばスタートに立てただけで自分としては大進展ですが、先の項目を目指した走りを始め、走り出した感触が良かったのであれば走り方を変えるなど柔軟さに欠けていたので、次戦以降はこの辺りの意識改革を徹底的に持ち合わせて臨んで参ります。
それと本来は自分のケアだけではなくチームとしての動き、自分がどこの役割をこなせるかと言うレベルで走る必要がある中、フィジカル、経験、怪我、などの言い訳から実現させれていない事に悔しさを覚えます。
ぼく達がこうして競技に打ち込めるのは、日頃より応援頂く皆様のサポートがあって初めて成り立ちます。
eNShareRacingTeamを応援して良かった!と思って頂けたり、自転車競技に興味を持って頂けたり、少しでも皆様のお心に何か届けれるようなレースを魅せますので、引き続きチームや選手へのご声援を頂けますよう、よろしくお願い致します。
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以上、茂越選手のRealVoiceでした🎤
phote by Shizu Furusaka