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レースレポート@JPT#1&2 鹿児島 ~坊紳

今シーズンより加入した坊 紳選手。初めてのJプロツアーにも関わらず、開幕2連戦とも完走し、それぞれ14位、15位と大健闘

初の大舞台に立った坊選手のレースレポートをお届けします。

 Jプロツアー初戦 鹿児島2days 1日目

JBCF 鹿屋・肝付ロードレース

6.5キロ×20周=130キロ

初Jプロツアー初戦、やる気と不安のジレンマを抱えながら臨んだ130キロのロードレース。

コースは130キロ、1200mUPで登りも1分が二本と緩い登りのみで流れるコース。

選手のほとんどはリムハイトの高いホイールを選択していた。

自分は集団の中では強弱がある事と、平坦より登りを苦手とする為、いつも使っているラピーデではなくあえてリム重量が軽く反応しやすく扱いやすいアルピニストを選択。

初戦の目標はJプロのレースを知ること、レースに参加することの2つ。

ローリングの後リアルスタート。

自分は集団真ん中らへんをキープしたかったがずっとキープするのが難しく真ん中らへんと後方を行ったり来たりしながら先頭で何が起こっているかを観察していた。

序盤から逃げたいチームがアタック、それを集団が追って吸収の展開がしばらく続く。

自分がしんどいなと思った場所は30秒〜1分の登りが2連続で続く区間と平坦区間の90度コーナー。

登りの前のアップダウンで出来るだけ脚を休憩させて登りに備え、90度コーナーでは少し脚を使ってでも先頭でクリアする事を意識した。

5周目の平坦区間で逃げの動きがあった為自分が率先して加わってみる。

BS、弱ペダ、シマノ、キナン、自分の5人でローテしながら逃げを試みる。

6周目序盤でタイムギャップが少し空いた事もあり、後からシエルブルー、アイサンの選手が1人づつ加わりローテが始まるが、すぐ先の登りに入る区間で先頭集団に吸収される。

6周目の登りの区間ではそれまでの逃げで疲労していた事もあり集団内で番手を落としまくっていたがモゴエさんにケツを推してもらいなんとか集団中盤で耐えた。

まじ危なかった。

その後もアタック、吸収を繰り返し13周目ぐらいのアタックで逃げが形成される。

その逃げにはチームメンバーが参加していた為、チームで抑えにまわる。

そのまま2分の差が開きこのまま逃げ切るかと思われたがアイサンの鬼引きで最終周の登りで逃げに追いつく。

自分は集団内で脚を温存できていた為、集団先頭に山崎くんと上がるがだれも入れてくれず集団中盤に戻り最後のペースアップに備える。

最終周の90度コーナーで僕がミスをしてしまい先頭集団に残っていた2人のチームメンバーと共に少し遅れを取ってしまった。

スプリントに備え脚を残して置いたのでインターバルがかかった先頭集団に追いつくことが出来たものの、集団後方で起きた落車に巻き込まれそうになり、先頭争いには関われず先頭集団後方でゴール。

15位となった。

 

レース後の気持ち

Jプロツアーのレースではスタート後から終了まで密集度がとても高かった。

タイヤもハンドルも体の隙間も全てが10センチ未満。

隙間を少しでも開ければ選手が入ってくる為すぐに番手を落としてしまう。

ひとつ番手を落とし詰まると周りから選手が次々に上がってくる為気づいたら前の方にいたはずなのに30秒足らずで一番後という事もあり位置をキープする事がとても難しく感じ前に来たり後ろに追いやられたりを繰り返した。

コース的には自分が得意な流れるコースであった為、集団内で余裕を持った状態で終盤まで過ごす事ができ、チームメンバーと行動したり、自ら逃げにも乗ったり、逃げたメンバーために抑えをしたりさまざまな事に挑戦する事ができた。

チームメンバーやいつも一緒に練習しているメンバーが集団内で一緒に走れている経験があまりなくゾクゾクした。

1日目は多くの反省点はあるものの沢山の事を経験、挑戦できてJプロを知る事、レースに参加する事ができとても良いスタートをきれたと思う。

2日目も積極的なレースをしてスプリント争いに関わりたいと思う。

以上、坊選手からのレポートでした

photo : Itaru Mitsui

 

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レースレポート@JPT#1&2 鹿児島 ~茂越龍哉

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