チームで一番在籍年数の長い、ベテランの茂越選手。今回のJBCF開幕戦でもしっかり新人選手のフォローをしてくれる優しい先輩
残念ながら1日目のロードレースではパンクとなってしまい勝負には絡む事ができませんでしたが、
クリテリウムはチームをまとめながら完走し、安定した走力を見せています。
そんな茂越選手から見たレース、そしてチームのレポートです
Jプロツアー#1 鹿屋・肝付ロードレース
JBCF 鹿屋・肝付ロードレース
6.5キロ×20周=130キロ
今年のJプロツアー開幕戦は鹿児島。
「鹿屋・肝付ロードレース」「志布志クリテリウム」に新体制となったチームメンバーで臨みました。
初日は6.5km x 20 周 = 130kmのロードレース。多少の起伏がありコース難易度は高くないが、展開で決まると予想。
備後しまなみeNShareからは永山、茂越、満上、山崎、坊、宮口の6名でスタート。
実際のレース展開としてはアタック→逃げ→吸収→アタックが繰り返され、残り10周を切るタイミングで永山選手含む逃げ集団が作られ、これを追う形で残りのレースが進められる事に。
追走の動きも散発的にあるも、愛三工業レーシングチームを中心としたコントロールで射程圏内、その予想通り最終周回を前に永山選手含む逃げ集団は吸収され、ゴールスプリント勝負。
チームからは坊選手がスパートを掛けてくれ15位に入ってくれました。
自分はその動きに合わせるべく坊選手の近くを確保していたものの、ラスト3周に入った所で痛恨のパンク、ホイールを交換して頂いた後、ゴールへ向かう悔しい結果でした。
Jプロツアー#2 志布志クリテリウム
2日目のクリテリウムは、平坦で180度ターン2ヶ所に、比較的抜けやすいコーナーが2ヶ所の2.9km×17周=49.3km。
メンバーは初日と同様。
このコースもインターバルが掛かりやすくキツさはあるものの、集団がコンパクトになる事は無くスプリントの展開と予想。
ただ必ず逃げの動きがあるので、自分も含めそこに乗る動きをチームでチャレンジしたい所。
予想通り、スタートからアタックの後、中盤で逃げ集団を容認。
それをメイン集団のコントロールで詰めていき、前日同様ゴールスプリントに。
ここも坊選手が最後まで踏み抜いてくれて14位。
今回はチームからリザルトとして坊選手、展開には永山選手が動いてくれたが、自力でこれだけの走りをしてくれている以上、
チームとしても個人としてもフォロー出来なかった事に歯痒さを感じています。
山崎選手も初カテゴリーながら、集団の立ち回りを模索したり、何度か良い流れを掴み逃げに乗る場面も見せてくれて、
力のある選手なので今後の連携を取りやすいと感じました。
満上選手は昨年から馴染みの選手なので、十分に走力がある事は分かっているため、
次戦以降の得意領域でチームの舵を握ってもらう場面が必ず来ると脚力豊かでは無い自分は心構えをしてます。。。
個々が自分の状態とチーム内の立ち位置など、確認が多く出来た点では収穫がありましたが、
今回2連勝を納めた愛三工業レーシングチームを始め、トップチームとはまだまだ戦力に差があります。
それらのチームに力で良くも悪くも翻弄されるとも、レースをさせてもらっているとも言えるのが正直な所ですが、
戦い方さえ間違えなければ攻め所はありますので、1戦1戦を糧に勝負出来るチームに成長していきます。
最後にレースのご開催、チームへのご声援、レースのサポートなど、沢山の方に支えて頂き
開幕戦に集中する事が出来ました事に、心より感謝申し上げます。
以上、茂越選手からのレポートでした
photo : Itaru Mitsui