暑さをどう克服するかが鍵を握る石川町で2連戦。
コースレイアウトだけではなく、天候も含めてサバイバルな闘いとなりました。
メンバーの、チームの想いを繋ぎ2days完走した永山選手のレポートをお届けします
Day1 石川クリテリウム
リザルト:21位 出走62名 完走30名
45㎞(1.8km×25)
レース直前まで降った雨は止んだが、路面は所々ウェットコンディションのまま。
特にコーナー中にある橋の継ぎ目の鉄板やクレーチングは濡れていて滑りやすい印象だ。
いつものように序盤から速く早々から中切れが起こる。
後方ではきつい中ちょっとでも速くコーナーをクリアしたいが前より速く突っ込んでしまうとリスクが出てくる。
自分は後方スタートで中切れを埋めていくが、直線区間でまだ見える距離にあった先頭集団まで飛んでいくことは出来なかった。
その後は前との差が開く一方だったが、なんとか後方集団真ん中ほどでレースを終える。
Day2 石川ロードレース
リザルト:13位 出走84名 完走16名
122km(13.6km×9)
夏本番の日本のレースをちゃんと走った記憶はほとんどない。
補給で体をしっかり冷やす事を念頭に置いた。
コースはアップダウンが連続し直線区間も少ない日本ならではの田舎公道レース。
前日同様序盤から速い展開でパラパラと抜け出していき20名ほどが先頭集団を形成。
自分としても前に乗らなければならなかったし勝ち逃げになる確率が高いのは分かっていたが
抜け出すタイミングを見誤ってしまったのと余裕は無かった。
チームの犬伏君が乗ってくれていたのでしばらく集団でチェックするのみの動きに徹する=ステイ。
途中大きな追走の動きもあったがうまく合わせることは出来なかった。
相手の高強度に合わせていくのは本当に難しい、それをいかにうまく合わせられるかがレースだ。
その後、先頭後方集団ともに人数を減らしながら進み犬伏君が後方集団に戻る直前から動き始める。
それまでステイの意識が強かったのであまり脚を使っていなかったのとしっかり補給で体も冷やして温存できていた。
ペースで集団を引く選択肢もあったが、集団が大きかったり余裕があり過ぎる場合は動いた方がいいのは勿論だろう。
その時点ではすでに勝ちに関われないところにいたが、後方でのレースを続けた。
最後は小集団内でスプリント勝負に持ち込まないためのチャレンジをしなかった所は自分の弱さでもある。
2日間チームのサポートや補給など良くしてもらっての結果、レース内外での連携も含めてチームで取りに行った結果です。
今シーズン残りのJプロツアーも僅かですが、引き続きチームと高みを目指します。
phote by TheKey