Jプロツアーの洗礼を浴び、苦しんでいた山崎選手。
今回の東日本ロードクラシックでは、2日間とも完走し、Day2ではチーム最高位の12位を獲得しました🎉
トレーニング&準備編
悔しい結果となった西日本ロードクラシックから2週間、群馬CSCで2日間にわたり開催された東日本ロードクラシックに参戦した。
JBCFではJプロツアー、エリート共に群馬CSC開催のレースが多く、出場選手の殆どが走り慣れているコースであるが、
レース経験の浅い自分にとっては初見のコースということで少し不安があった。
しっかり時間を捻出してトレーニングに取り組み、充分に練習量を確保できた。
群馬まで長時間の移動であったので、ネックピローやゲルクッションを導入し、
普段の遠征に比べて上手く身体を休ませてレースに臨むことができた。
Jプロツアー 東日本ロードクラシック2days 1日目
リザルト 49位
前方でスタート。
西日本に続き、今回も序盤はハイペースとなった中、逃げや、逃げ集団の追走のアタック合戦にチームで代る代るチャレンジした。
途中タイミングを間違え、単独で逃げ集団とメイン集団の間に飛び出てしまう失敗もありつつ結局はメイン集団に吸収されて周回を重ねる。
集団がスローダウンしたレース中盤にタカさん(永山選手)がブリッジ。
そこからしばらくして集団のペースが上がり、終盤ブリヂストンがハイペースで牽引を始めると24/25周回の登りの中盤で限界を迎え、
最後に紳(坊選手)の背中を押してオールアウト。
仕事を終えた選手や千切れた選手と一緒に走り完走した。
Jプロツアー 東日本ロードクラシック2days 1日目
リザルト 12位
スタート前に雨が降り、ウェットコンディションの中でのレースとなった。
序盤に有力選手が多数入った強力な逃げ集団が形成されるが、早々にブリヂストンが牽引を始め、タイム差を開けずにレースが進む。
9周回目に入り、逃げを間もなく吸収するタイミングでキラト(犬伏選手)が紳と自分を牽き連れてポジションを上げる。
下り区間で紳と2人で集団前方に位置取りをすることができた。
登りで紳がドロップしてしまったが、仲間が必死に位置取ったポジションを絶対に落とさないという気持ちで、登り区間とラスト1周を前方で耐え抜きスプリントへ。
ブリヂストンと愛三工業のトレインの後ろに位置を取ったが、集団牽引や逃げで力を使っていた選手が多くトレインが崩壊。
スプリントの掛かりが遅れてしまったが、少しでも前へ、という気持ちでモガいて12位でゴールした。
感想
西日本ロードクラシックの播磨中央公園と比べて、群馬CSCは走りやすく、千切れる前に仲間の背中を押したり、ゴールスプリントに参加したりと、前戦に比べてマシな走りが出来た。
Day2の12位については、個人的にもチームとしてもシーズン最高位であり、ウェットコンディションの中、無事にレースを終えられたことも併せて良かった。
しかしまだまだ失敗も多い。
今回も逃げに選手を送り込めず、他力本願なレース展開にしてしまったり、
Day2に関してはシマショー(嶋田選手)やキラトがメイン集団前方の良い位置をキープしているところに上がっていくのが遅れたり、隊列を作れなかったり。
もっと上手く走れれば、しっかり連携出来れば、より上のリザルトを目指したり、自分たちでレース展開を創ることも可能であると思った。
シーズン前半の東西クラシックが終わり、次戦まで少し期間が空く。
今回の反省点を忘れず次に向けてトレーニングに励んでいきたい
photo : ShizuFurusaka