Jプロツアー初開催となる長野県大滝村でのおんたけタイムトライアル、ヒルクライムの2day🏁
雄大な御嶽山でのレースは走りごたえ抜群!
山﨑は、自己ベストリザルトを出すなど絶好調!
山崎健 レースレポート
GW合宿を経て、体調もコンディションもバッチリ整えて臨んだ、おんたけラウンド。
TOJと日程が被り、有力チームのエントリーが少なく、さらにTTとHCで純粋な力勝負となるため、チーム・個人ともにポイント獲得のチャンス。
モチベーションも高い状態であった。
Day1 おんたけタイムトライアル
平坦基調で途中に短い登りのある片道8kmのコースを2往復の32km。
TT機材を所持していないのでかなり不利だが、出来る限りの準備をして少しでも上の順位で走りたい。
ということでチームにサポートをいただいてるSMITH様のTTヘルメット『Podium TT』、さらにFOOTMAX様のアームカバーを身につけた。
バイクにはお世話になっている地元ショップの協力を得てDHバーを装着。
あとは前方投影面積をなるべく小さくしてハイパワーを維持するだけ。
直前でパワーメーターにトラブルが起きて数値管理はできなかったが…。笑
TTバイクよりも重量では利があるので、登り区間と勾配が緩む区間でしっかり踏むことを意識し、前の選手を4人抜いて16位でのゴールとなった。
Day2 おんたけヒルクライム
事前に出ていたコースプロフィールよりも勾配がキツい、と情報を得ていたので、ホイールは軽量なFulcrum SPEED25、
そこにクリンチャーTTタイヤとTPUチューブをインストールし、バイクを軽量化した。
脚質的にアタックで上げ下げがあるよりも、一定パワーで登った方が速く走れるのと、前日のTTで脚の調子の良さを感じていたので、
スタート後に自分のペースで少し踏んでみたところ、1人の選手と共に集団とギャップを作ることに成功。
2人で協調できればラッキーだったが、脚が合わず独走する形となる。
パワーと心拍を管理しながらペースを刻み、20分ほど先頭を走った。
予想通りルビーレッドジャージを身につけた優勝候補の群馬グリフィン金子選手がとんでもない速度で追い付いてきたので、
これには付き合えないと見送り、その後少し経って残り5~6kmあたりで7~8人ほどの追走グループに合流。
着いていって表彰台に上がれれば万々歳だったが、ホンモノのクライマーたちのペースアップには着いていけず。
脚が攣りそうになりながら、限界ギリギリのペースを維持して6位でゴールとなった。
有力チーム、有力選手が抜けた中ではあったが、GWチーム合宿と日々のトレーニングとフィジカル管理が実って、チームランキングUPと自己最高リザルトに繋がったのは素直に喜びたい。
今ラウンドでは機材サポートに応援と、いつも以上にチームや地元の方々の助けを受けながら、力を発揮することができました。
いつも多大なるご支援を賜り、誠にありがとうございます。
Jプロツアー2024シーズンも半分のレースを終えました。
これから全日本選手権やツアー後半戦と暑く過酷なレースが続くので、引き続きトレーニングに励んでまいります。
phone by Kensaku Sakai