先日、国内最高峰のロードレースリーグ、Jプロツアー最終戦が開催されました。
今シーズンを締めくくる一戦を終え、チームを牽引する一人、山﨑 からのレースレポートが届きましたので公開いたします!
最終戦の過酷なレース展開の中、山﨑選手が何を考え、どのような走りでシーズンを締めくくったのか。
そして、この一年間の感謝と想いが詰まったレポートです。
ぜひ、以下よりご一読ください

J pro tour 最終戦 群馬CSC レースレポート
リザルト 7位/93名
2025年Jプロツアー最終戦となる群馬CSCロードレース。
今レースにおけるチームの目標(=個人の目標)は、
①チームランキングを1つでも上げること(=TOP10ゴールする。または20位以内で複数名完走する。)
②年間ランキング100位圏外の選手を完走に導き、来期のJPT選手資格を確保させること。
この2点を軸にチーム一丸となって挑みました。

eNShareは今大会、今期上位完走率の最も高い能登選手や、
群馬を得意とする深澤選手・大森選手らが不在という状況でしたが、
出走全員が明確な目標を共有し、序盤から集中した走りを展開。
悪天候も相まって厳しいレース展開の中でも、最終盤に大石・牧田・山﨑の3選手がメイン集団に残る展開を作り出すことができました。
私個人としては、残り5周あたりから脚攣りの症状が出始めたものの、
前戦・南魚沼で同様の状況を乗り越えた経験を思い出し、
「自分が折れたらチームが終わる」と何度も言い聞かせて粘り続けました。
そして迎えた最終周回。勝負所である「心臓破りの坂」では、有力選手の強烈なアタックにより一時遅れをとってしまいましたが、
「あの強烈なペースでは、集団は最後まで行かずにバラけるはずだ」と信じて限界ギリギリのペースで登りをクリアし、下り区間で前方へ復帰。
最後は、強い気持ちで良いポジションを取り、身体が限界でお尻は上がりませんでしたが、
力を振り絞ってシッティングでスプリントして8位でフィニッシュ。

自身初となるJPTロードレースでのシングルリザルト獲得となりました。
大石選手・牧田選手も最終周回は遅れたものの、初のJPTロードレース完走となりました。
大石選手は年間ランキング100位以内に滑り込み、チームランキングも1つUP!
チーム一丸で戦い、シーズンの締め括りとしても、来シーズンへの活きる成果としても非常に良いラストレースでした。
eNShare選手活動3シーズン目を終えました。
レースでも、走り以外の活動においてもチームから重要な役割をいただいたり、チームメイトからも頼ってもらう機会が増えたり等、
選手としても、人間としても、数々の貴重な体験をさせていただき、
良い意味でプレッシャーを感じながら更に成長できたシーズンでした。
上手くいかない期間もありましたが、Jプロツアー年間個人ランキングは39位、
能登選手に次ぐチーム内2番目のポイントを獲得できており、「終わりよければ良し」と言える出来だと思います。
日頃よりスポンサー様や応援してくださっている皆様からの温かいご支援をいただき、
無事に2025年シーズンを走り切ることができました。
この場をお借りして、心より感謝申し上げます。
来シーズンもチーム・個人ともに更に成長し、挑戦し続ける姿をお届けできるよう努力してまいります。
以上、山﨑からのレポートでした
 
  
 
      
      
      
      
      
     



