チームの中でも強いフィジカルをもつ深澤選手
自ずと、このタイムトライアルには期待が寄せられましたが
思いもよらない体調不良に見舞われ、非常に悔しさの残る結果となりました。
まずは、体調を整えて、6月末に控える全日本選手権は万全の状態で挑んでほしいと思います
それでは、深澤選手のレポートをお届けいたします
深澤陽介 レースレポート
Day1 タイムトライアル32km DNF
Day2 ヒルクライム 24km 45位
Day1 タイムトライアル
御嶽湖南岸往復距離16kmを2往復、計32kmで行われた個人タイムトライアル。
個人タイムトライアルへの出場は今回で3度目。タイムトライアルの経験値は少ないが、比較的得意としている平坦レースであり、おんたけラウンドの中では特に結果を求めていた。
直近のレースや練習では調子も良く、チームからディスクホイールとエアロヘルメットをお借りして準備は整っていた。
今回のコースは平坦基調で途中に1km未満の短い登りがあるシンプルなレイアウト。
試走では路面状況を確認し、下りでもDHバーを握って下れるラインをインプットした。
試走~スタート直後まではよく脚が回っており、好感触であったが、スタートから2km地点で急に不整脈が出始め、何とか折り返しを迎えたものの、手足に力が入らなくなりレースを降りた。
狙っていたレースであり、悔しくて仕方なかった。
レース後は状態が落ち着くまで救護所でお世話になり、宿に戻ってリカバリーに努めた。
Day2 ヒルクライム
コースは御嶽湖南岸からおんたけ2240スキー場を通り、田野原がゴールの全長24km(パレード走行5km含む)、獲得標高1,290mのヒルクライム。
学生時代によくスノーボードに行っていたお馴染みの場所である。
レース当日は自覚症状もなかったため、スタートすることを決めた。
リアルスタート直後からチームメイトの山崎選手がアタックしており、今日の山崎選手は何か違うな…と強く感じていた。
一方で自分自身は集団内で出来る限り負担の少ない走りで脚を温存していた。
8~9km地点で急に脚が回らなくなり集団から離脱し、自分のペースで登ることにした。
その後は淡々とペースで登っていたが、終盤は大失速してしまった。
ゴール後、山崎選手が6位であったことを監督から知らされ物凄く嬉しかったが、自身のリザルトには課題が多く残るレースであった。
暑い中、チームスタッフ始め、様々な方のサポートがあってレースを終えることができました。
次戦は前半戦最大の山場である全日本選手権。
まずはメディカルチェックを受け、万全の状態で全日本選手権を迎えれるよう準備していきます。
引き続き、備後しまなみeNShareへのご声援をよろしくお願いいたします!
Phote By Kensaku Sakai